水温が上がるとECUの水温補正が働き、著しくパワーダウンします。
最近のホンダ純正のフロントバンパーの開口部は狭く、大容量ラジエータを装着してもその性能を十分に引き出すことは困難でした。
そこで弊社はラジエータに積極的に走行風を当てる目的で現在の開口部の形状にたどり着きました。
走行風を高効率に冷却に使用するために下部・サイド部分のクリアランスを極小に設計することによりシュラウド効果を上げ、純正形状と比較してラジエータを通過するエアー流速およびエアー導入量を増量させています。
オプション品のカナード、レーシングシュラウド、ブレーキダクトならびにエアインテークなどを装着することで、システマチックにグレードアップできる構造としています。
エアロシステムに求められる資質とは「バランス」に他なりません。
過渡性能を追求するだけではなく、前後のエアーフローの最適化を推し進めることでFD2の優れた空力特性をそのままにバランスを最適なものにします。
また、カナードやフロントウィングエンドプレートを追加することでハイダウンフォースが求められるシチュエーションにも対応可能です。
※弊社の角度調整式「3D-GTWING」 や「リヤディフューザー」同時装着を強く推奨
TYPE-S第二世代のフロントウィングは昨今のレースカーでも多く採用されている三次曲面で構成されたハイノーズタイプです。
積極的に空気を取り入れることでシャシー下面のエアーフローを制御します。
ボディ同色を前提としたFRPとスパルタンなCFRPの2種類のマテリアルをご用意しました。
路面に近い位置のパーツは縁石や路面に接触するケースが懸念されます。
エアロパーツの破損防止はもちろんですが、均一なエアフローを確保するためのライドハイトを維持することは非常に重要です。
TYPE-Sエアロはオーバーハングサイズなどを十分に配慮した設計となっており、車高を下げた車両においても路面に接触する可能性が低くなっています(*1)。
また、万が一の路面との接触でも部品の脱落を防止するためその構造や取り付け方法にも工夫を凝らしており、安全に楽しんでいただくことが出来ます。
(*1)路面との接触を回避できるまたは接触しても無傷であるという製品ではありません
(十分な強度を持っておりますが、過度の衝撃を受ければ破損はいたします)
Item | # | fitting | |
---|---|---|---|
TYPE-S FD2 | TYPE-S Carbon | JSF-D2-C | FD2-100/110/120 |
TYPE-S FRP | JSF-D2-F |
交換用フロントアンダーパネル |
Item | # | fitting | |
---|---|---|---|
交換用フロントアンダーパネル | カーボン | JFW-D2-C | TYPE-S FD2 専用 |
FRP | JFW-D2-F |
カーボンサイドウィング JSW-D2-SW |
カーボンツインカナード CCN-D2-JST |
カーボンカナード CCN-D2-JSS |
レーシングシュラウド RP-D2-JS |
エアーダクト AID-D2-JS |
ブレーキダクト BDC-D2-JS |
Items | # | fitting | |
---|---|---|---|
TYPE-S FD2 専用オプション |
カーボンサイドウィング |
JSW-D2-SW | TYPE-S FD2 |
カーボンツインカナード |
CCN-D2-JST | ||
カーボンカナード | CCN-D2-JSS | ||
レーシングシュラウド | RP-D2-JS | ||
エアーダクト(*) | AID-D2-JS | ||
ブレーキダクト(*) | BDC-D2-JS |
※FRP製品は黒ゲルコート仕上げです。別途塗装の上ご使用ください。
※補修部品およびオプション品はTYPE-S FD2専用となります。ノーマルエアロや他車種流用等のマッチングは無保証です。
※TYPE-S FD2 シリーズは シビックFD2 TYPE-R 専用品です。他車種への流用等は想定しておりません。
* TYPE-Sフロントバンパー+レーシングシュラウド装着時のみ装着可能(単体使用不能)