試作は優に数十本以上を超え 、取り回しやパイプ口径を吟味し、またEXマニホールド後方部分のマフラーでの差異を考えた上でDYNAPACKおよび実車TESTを繰り返しました。
各種の試作をする中で、4−2−1タイプのレイアウトで且つ、50φのパイプを使用するのが最も良いという結論に達しました。
それ以前の他社製品の多くは口径42.7φのパイプを使用していました。
その後、他社もその優位性に気が付き、弊社と同サイズの製品が出現してきましたが、最初に常識を覆したメーカーのセッティングノウハウ量は真似できません。
4(50φ)−2(50φ)ー1(55−60φテーパー)
構造で低回転域から高回転域まで著しいトルク&パワーアップを実現しています。
50φのパイプと絶妙のレイアウトにより全域に及ぶパワーアップはまるで2.2Lに排気量アップしたかの様だと多くのテストドライバーの感想を頂いています。
今回の製品では弊社のサーキットマフラーチタン60RS、70RR等のストレート構造マフラーとのマッチングもBESTですが他社車検対応マフラーとのマッチングも考慮しておりますので、他社ブランドマフラー装着ユーザー様にも安心して使用していただけます。
本製品は、t=1.2mm〜1.5mmの軽量SUS304を使用し各部の溶接や段付修正を手作業で行った熟練職人による完全なハンドメイド製品です。
また接合フランジ部分はロストワックスを導入し、ルックスのみならず高精度と高強度を両立させています。
また、現車合わせによるECUセッティングに簡易対応させるために空燃費計センサー取付用のサービスアダプターを標準装備しました。
(通常のご使用時は付属のナット蓋でふさいでください)
OPTION仕様としてX-TECK社製のサーモバンテージを巻きつけた 「サーモバンテージ仕様」も同時設定しまた。
その効果は排気温度を上げ、排気流速を高め、油温を約10℃程度下げることも可能になるためパワーアップに著しく貢献します。
遮熱板ステーなどを要さない為、「折れる」などといったトラブルフリーですし、なにより熱を封じ込める効果はバンテージの方に分があります。
ストリートからサーキットまでステージを選ばないS2000のスペシャルパーツです。